「EASTLOOP感謝祭」に出店しました

EASTLOOP感謝祭、大阪のオフィス街「阿波座」テナント地下にて開催されました。

 

海外の貧困地域に手仕事を斡旋し、作り手さんに仕事をする喜びと誇りを提供されてきたEASTLOOPさん、これまでの活動の経験を活かして岩手沿岸地域での手仕事「パートのブローチ作り」の斡旋と販売を進められて来られました。

 

遠野まごころネット関西同窓会とは、今年3月11日に大阪スカイビルで開催のイベント『3.11 from KANSAI~まだまだこれから』で物販ブースを共同出展させていただいたご縁より、被災地商品の販売の機会をご提案いただきました。
イベントの司会は、物販ブースで大変お世話になりました恒松さん。お久しぶりに再開し恊働できたことは、とてもうれしいです。

 今回は、被災地の岩手県から作り手さん2名と協力NPO法人1名の方にお越しいただきました。代表の高津さんとのトーク形式で、これまでの活動の経緯と被災地の「今」そして、これまで販売などでご協力いただいた関西の方々への感謝をお伝えされました。

 

お花のブローチを唯一作成できる陸前高田のジャスミンさんは、とても元気なお母さんです。家は残ったものの、震災でふさぎ込んだ気持ちは手仕事を通じて癒されているそうです。釜石の作り手さんは、家を流され仮設住宅にお住まいです。未だどのように復興、自宅の再建をしていくのか目処も着かない中、手仕事は心の支えとなっています。
大阪の都市部に住む人と違い、岩手では、多くの家庭で菜園を行い、野菜など買うことのなかった方が多いそうです。仮設住宅に入り、野菜を買うようになり、その値段の高さに驚いたと伺いました。
未だ復旧の青写真の見えない中、手持ちのお金は出来るだけキープする必要があります。手仕事による収入は、作り手さんの金銭的な支えともなり、生計をこの手仕事に頼っている方も若干名いらっしゃいます。

 

ハートのブローチのプロジェクトは、震災への意識の薄れと販売が困難になることを予測し、もともと1年限定ではじめられた企画でした。
その期間は延長されましたが、残念ながら来年3月で一旦終了を予定されています。
まだまだ来年3月までは時間があります。たくさんの収入を作り手さんにお届けするためにも、多くの方々にブローチをご購入いただきたいと思います。
ご購入をご検討の方はホームページ http://www.east-loop.jp/buy.php をご参照ください。

 

最後は、EASTLOOPさんの紹介映像にオリジナルのテーマソングを作っていただきましたRYOTAさんのライブで楽しませてもらいました。
ブローチの象徴であるハートと編み物の繋がりを巧みに歌詞に取り込んだ歌は、とても自然で心にしみます。才能あるRYOTAさんの今後のご活躍にも期待!
やっぱり歌はいいですねぇ、会場が一体となり、とても素晴らしい感謝祭に仕上がりました。


これからもEASTLOOP(福市)さんと緩やかな連携を続け、頑張っていきましょう!

<とだあきひろ>